なぜ姉は妹に「部屋に入ってくるな」と言うのか?思春期が作る‘心の境界線‘

子育て

こんにちは!mimiです。

我が家の中3長女と小5次女を子育てしていると、日々いろいろなことがあります。

些細なことでも子どもたちにとっては大きなこと。

そんな姉妹の「なぜ?」を今回も書いていこうと思います。

共感してもらえたら嬉しいです。

よくあるシーン

・妹がノックなしで部屋に突入し「何してるの~?」とベッドにダイブ。

・姉がスマホで写真やSNS見ていると、妹が背後から覗き込む。

・姉が部屋で勉強中、妹が机のペンを勝手に持ち去る。

姉:「ちょっと!入ってこないでって言ったでしょ!」
妹:「え~いいじゃん。家族なんだし」
姉:「そうゆう問題じゃない!ほんとウザい!」

なぜ姉は‘入ってくるな‘と言うのか?

思春期になると、子どもは「自分だけの空間」=自分の世界だと感じるようになります。
そこで過ごす時間や置いてあるものは、自分のアイデンティティの一部。

そこに無断で入られるのは、「日記を勝手に読まれる」ようなもの。
例え家族でも、‘心の部屋‘まで土足で踏み込まれた感覚になるんです。

妹の気持ちも忘れずに

妹はまだ「部屋=秘密基地」という感覚が薄く、姉の部屋を‘特別な遊び場‘として見ています。
「お姉ちゃんのところに行けば、面白いものがある」
「自分だけじゃできないことができる」というワクワク感が強いんですよね。

母としての橋渡し

私はこんな風に対応しています。

姉にはーーー
「部屋はあなただけの空間。だからこそ、妹が入りたい気持ちも理解してあげてね。ルールを決めてOKな時間も作ってもいいかもね」

妹にはーーー
「お姉ちゃんの部屋には、入っていい時だけにしようね。ノックをして返事をもらってからね」

こうして‘完全禁止‘ではなく、ルールを決めた出入りに変えると、姉のイライラも軽減されているようです。

母のまとめ

姉の「入ってくるな」は単なるわがままではなく、自分の世界を守るための第一歩

そして妹の「入りたい」は姉との距離を縮めたいサイン

両方の気持ちを尊重しながら、家族の中でも小さな境界線を学んでいけたらいいなと思います。