こんにちは!mimiです。
我が家の中3長女と小5次女は、昔は一緒にピアノに通っていました。
送迎も1回で済むので、親としても好都合。
ところが、先にダンスを始めていた姉のところに、妹も通わせようかと思っていたら、「一緒はやだ」と言い出しました。
姉:「もう妹と同じ習い事はやだ」
私:「どうして?」
姉:「だって恥ずかしいし、同じだとやりにくい」
なぜ姉は同じ習い事を嫌がるのか?
思春期になると、子どもは「自分だけの世界」を持ちたくなります。
習い事は、学校や家とは別の‘もうひとつの社会‘。
そこに妹が入ってくると、
「家族にまで見られているようで落ち着かない」
「自分の立ち位置が変わってしまう」
と感じることがあります。
特に姉の友達や先生との関係の中で、妹がいると‘お姉ちゃん‘として振舞わざるを得なくなるのも、息苦しい理由のひとつ。
妹の気持ちはどうか?
妹にとっては、姉と同じ習い事は安心感があります。
初めての場所でも知っている人がいるし、技術面でも「お姉ちゃんが助けてくれる」という心強さ。
でも姉から拒否されると、
「お姉ちゃんと一緒じゃダメなの?」と寂しい気持ちになることも。
母としての橋渡し
私はこんな工夫をしています。
・姉の時間を尊重する
→習い事は曜日やクラスを分け、同じ場所でも‘顔を合わせない時間帯‘にする
・妹には別の魅力を伝える
→「これは妹ちゃんだけの習い事なんだよ」と自分だけの居場所を作ってあげる。
・姉妹それぞれに役割を持たせる
→姉には「妹に教えてあげる日」をたまに作り、妹には「姉を応援する日」を設定する。
母のまとめ
姉が妹と同じ習い事を嫌がるのは、
自分の世界を確立したい成長のサイン。
妹の「一緒がいい」気持ちも大切だけれど、この時期の姉の‘個別の時間‘は心の自立に欠かせないもの。
習い事は技術だけでなく、自分らしさを育てる場所でもあるーー
そう思うと、違う道を選ぶのも悪くないと感じます。