こんにちは!mimiです。
「せっかく作ったのに、食べてくれなかった…」
子どもが食べない時って、何とも言えない気持ちになりますよね。
我が家の長女は(ついでに夫も…)好き嫌いが多くて、毎日の献立に頭を悩ませています。
栄養面の心配、イライラ、がっかり…。頭では分かっているのに、感情がついてこなくて「嫌なら食べなくてもいい!!」と言ってしまったこともありました。
今回はそんな我が家のリアルとちょっと気持ちがラクになる心構えを書いていこうと思います。
我が家の姉妹、それぞれの「苦手」
長女は小さい頃に卵白アレルギーがありました。
卵スープを初めて食べたときに体中に蕁麻疹ができて、急いで小児科に連れて行きました。
初めての状況にとても怖く、その影響もあって、長女の食事に関してはちょっと神経質気味に。
「これは大丈夫かな?」と、成分表をチェックしたり、なるべく手作りの物をあげるようにしていました。
外食も絶対大丈夫なうどんがあるお店ばかりで、誕生日は卵不使用のケーキでした。
その後、4歳ぐらいの検査で正常値になり、晴れて卵白アレルギーは卒業となりましたが、今度は肉が苦手に。
噛み応えのあるお肉や脂っこいものを嫌がり、食卓でも「これいらない」と言われるようになってしまいました。
ちなみに、次女は野菜が苦手。でも、自分のお皿にのっているものはちゃんと食べます。
嫌な顔しながらも…(笑)
「好き嫌い」と「食わず嫌い」って、違うのかも
ある日、食卓に豚キムチを出していたところ、キムチ好きの長女がお肉も一緒に食べてみたことがありました。そしたら「あれ?意外と食べられる…」と。
この時、「本当に嫌いというより、知らないから怖いって感覚もあるかも」と思ったんです。
それからは、初めてのメニューは小盛りにして、味見だけでもOKに。
盛り付けも少し工夫して、「これはイヤ」と言わせる前に、まず見た目で損しないように気を付けるようになりました。
例えば色味だったり、ワンプレートの中に好きなメニューも盛り付けるとか。
苦手なものもあるけど、好きなものもある!って思うと、大人でも嬉しいですよね。
イライラしちゃう。でも歩み寄ることも大事だった
とはいえ、正直食べない時はイライラします。
「また残した」「こんなに頑張って作ったのに…」「食後にお菓子って…」とつぶやきたくなる時もたくさん。
でも最近、子どもが悪いんじゃなくて、私も押し付けてたのかもしれないと思うようになりました。
子どもが嫌がる気持ちも、ちょっとずつでも分かってあげたい。
そんな気持ちで接するようにしたら、私自身の気持ちも少しラクになってきました。
長女のポツリに、ちょっと涙が出そうになった
ある日の夕食後、長女がポツリと
「肉嫌いは克服したいんだよねー」
とつぶやいたんです。
なんとなく苦手だから避けているのかと思っていたけど、本人も食べられたらいいのにって思ってたんだなと。
もしかしたら中学生になってお友だちとご飯を食べる機会もあり、気になり始めたのかなとも思います。
無理やり食べさせられたら、きっと言えなかった言葉。
本人が食べる気になるまで待ってて良かったなと思いました。
ゆっくりでも、自分のペースで向き合ってくれているのが、嬉しかったです。
好き嫌いは今のその子を受け止めるチャンス
完璧な食事じゃなくていい。
何でも食べられる子に育てるより、「食卓って安心できる場所」だと思ってくれたら、それで十分だと思えるようになりました。
もちろん、栄養は気になるし、バランスも大切。
でも好き嫌いを責めずに「今は苦手なんだね」「少しずつでいいよ」と声をかけていくことで、子どもなりの克服スイッチが入る瞬間がある気がします。
「今日は食べなかったけど、明日はひと口食べるかもしれない。」
「味付けを変えたらたべてくれた!」
子どもの食事はその日の点数で見るんじゃなくて、長い目で見てあげるもの。
そんな風に思えるようになった今、私は残されたお皿に、少しやさしくなれました。
我が家のお助けレシピ
野菜もたっぷりで、作り置きもできる我が家のお助けメニューをご紹介します。
長女もよく食べます♪
野菜たっぷりミートソース
<材料>
豚ひき肉 300g
玉ねぎ 1個(粗みじん切り)
人参 1/4本(1㎝角サイコロ切)
えのき 1パック(みじん切り)
◎酒 大3
◎トマト缶 1缶(400g)
◎コンソメ 固形2個分
◎ローリエ 2枚
◎塩 小1
◎砂糖 大2
◎ケチャップ 大3
◎ソース 大2
◎にんにく 1かけ(チューブ可)
◎ナツメグ 少々
<作り方>
全部の材料を圧力鍋に入れて火にかける。
加圧5分後、少し煮詰める。
☆野菜はアレンジ可能。ナスやピーマンを入れても〇。